6月7月は、新たな社内プロジェクトの立ち上げをさせていただくことがが続き、これから1年2年とご一緒する組織とのキックオフが多数ありました。その数は、これまでのi-projectでの経験の中で最も多くのクライアント様との関わりであり、限界を超える挑戦の始まりでもあります。
プロジェクトのチームビルディングを行い、ありたい姿を設定し、組織課題の現状把握をし、課題を抽出してアクションプランを作成する。大抵、ここまでのプロセスはほとんど一緒です。
しかし、ここからは企業の風土・文化・規範・経験・組織とメンバーの成熟度・トップのパーソナリティ・・・など様々な因子によってアプローチ方法は変わってきます。我々コンサルタントは、この辺りを見極めてそれぞれの組織に合った変換プロセスをデザインしていかなくてはなりません。
近年の組織の姿として多く見受けられるのは、正社員同士であってもFtoFのコミュニケーション機会は極めて少なく、客先常駐やプロジェクト単位での活動、異なる背景や文化を持った人々との協業、リモートワーク、などの新しい働き方。
新たな働き方をマネジメントする必要がありながら、個々人の生き方働き方を考える場の機会に比べて、チームをマネジメントすることの学びの場マネジメント概念の転換を考える場の機会が少なく感じられます。そして複雑なマネジメントを回避するかの如く管理職になりたがらない人々も増えてきている実感です。
先日、コンサルタント同士の勉強会の機会をいただきました。そこで教えていただいた「チームが機能するとはどういうことか」という本は、これらの新しいチームのあり方に対するマネジメントのあり方を考えさせられる1冊でした。